皆さんこんにちは。
ともブログのともです。
今回紹介する1冊はこちら
『その悩み、哲学者がすでに答えを出しています』小林 昌平
皆さん、“悩み”ってありますか?
人生には悩みはつきものです。
悩みの解決法などの本は世の中にすでに存在しています。
しかし、それをもってしても”悩み”ってなくなりませんよね?
本書は、現代人が抱える悩みを哲学者の言葉を使って解説しています。
哲学初心者でもわかりやすいです。
哲学を勉強している人にもおすすめの1冊です。
本書ではさまざまな悩みについて紹介されていますが、
今回は、
- やりたいことはあるが行動に移せないールネ・デカルト
- ダイエットが続かないーJSミル
- やりたいことがない。毎日が楽しくないー道元
以上の3つを紹介します。
では、参ります!
やりたいことはあるが行動に移せないールネ・デカルト
“やりたいことはあるが行動に移せない”ことにデカルトは「困難は分割せよ」と説いています。
人はだれしも「人生でこれだけはやっておきたい」ということがあるのではないでしょうか?
しかし、なかなかそれに対して行動が移せない人はたくさんいるはずです。
そこでデカルトの「困難を分割せよ」すなわち、人生という枠組みを分割すればいいのです。
たとえば、10年レベル→1年レベル→月レベル→日レベルです。
このように自分が取り組めるレベルまで落とし込むことが大切です。
また、それを達成することで”自信”がつき、次のステップへの推進力になります。
僕も夢に対してやることを縮小化し、日々取り組んでいます。
ダイエットが続かないーJSミル
”ダイエットが続かない”ことミルは「功利主義」をもって説明しています。
「功利主義」は正しさより快楽や苦痛を優先するという考え方です。
たとえば、ダイエットや筋トレでいい体になりたいという正しさや良さより甘いものを食べるという快楽を優先してしまうことです。
では、どうすればいいのか?
ミルは質の高い快楽を知ればいいと説いています。
人は快楽を選ぶ時、質の高い方を選びます。
すなわち、ダイエット以外で誘惑に惑わされずに何かをやり抜いた成功談を思い出せばいいのです!
やりたいことがない。毎日が楽しくないー道元
”やりたいことがない。毎日が楽しくない”ことに道元は生活すべてが禅であると説いています。
毎朝同じ時間に起き、満員電車に乗り出社する。業務を終えると同僚と飲んで、上司の愚痴を言う。また、満員電車に揺られ帰宅する。そんな毎日。
同じ日を繰り返していると”生きている”という実感が抱けなくなってきませんか?
しかし、道元はなんでもない日常や雑用は修行であると言っています。
ひとつひとつの作業を細部までていねいに行うことで人は生きる喜びを実感できたりするものです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
『その悩み、哲学者がすでに答えを出しています』の紹介でした。
本書は悩みの解決法だけでなく、哲学についてもわかりやすく解説されています。
僕自身も学生の頃よりも本書を読んだ方が理解しやすいと感じました。
皆さんもぜひ読まれてみてはいかがでしょうか?
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。
この記事が皆さんの力になれることを祈っています。
書評に関連する記事一覧
【書評vol12】人生で後悔したことありませんか?『ずっとやりたかったことをやりなさい』から学ぶ人生を楽しむ方法
【書評vol11】お金について学ばされた!『バビロン 大富豪の教え』
【書評vol8】ブログ初心者におすすめの一冊!『本気で稼げるアフィリエイトブログ 収益・集客が1.5倍UPするプロの技79』
コメントを残す